ベルベリン
2024.10.03
当院で行うハーブ治療に使う成分の一つに「ベルベリン」があります。
ベルベリンはキンポウゲ科のオウレンや、ミカン科のキハダなどから抽出され、古くから健胃薬として用いられています。
ベルベリンは腸内で有害なアミン(インドール、スカトールなど)生成酵素を阻害するため、腸内の腐敗発酵が抑制され、ガスや悪臭を軽減させます。また、胆汁の分泌を促進させるため腸内細菌叢を適正化する働きもあります。
当院では真菌増殖やSIBO対策として行うハーブ療法の一つにベルベリンを含んだサプリメントがありますが、一部のプロバイオティクスやバイオフィルム対策も併せて行うことで症状の軽減がより期待できます。